🔍 日本神話の謎に挑む『古事記こじき』の訳


それではここから『古事記』上巻の訳と解説がスタートします。

古代の王も、神様に頼っていたのは本当なのか? 成功要因は、本当に『神の助言』にあったのか?
今までの『学者』が示してきた訳とは全く違う、霊能者による訳となっています。 この訳が本当に正しいのか? ぜひ、本文と訳 を見比べながら、ご自身の目でも確かめてみてください……   ・    ・ 
【古事記・原文と直訳】

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天地初發 之時 於 高天原 成神名 天之御中主神 訓高下天 云阿麻 下效此 次 高御產巢日神 次 神產巢日神 此 三柱神者 並獨神成坐而 隱身也

天地の始まりに 高天原に神々誕生す 天之御中主神 高く天下を見渡し給ふ これに続き 高皇産霊神 神皇産霊神と産まれ給ふ この三柱の神 独りにして隠身せり


次 國稚如 浮脂 而 久羅下那州 多陀用 幣流之時 流字以上十字以音 如葦牙 因萌騰之物而成 神名 宇摩志阿斯訶備比古遲神 此神名以音 次 天之常立神 訓常云〝登許とこ〟 訓立云〝多知たち〟 此二柱神亦 獨神成坐而 隱身也 上件五柱神者 別天神

国生みの際 浮脂の如く久羅下くらげ那州(地方)を創り 多陀ただ(多くの斜面)ぬさを流す時 流れる字を十字以上に音ずる その時 葦牙あしかびの如く萌え上がりしものに因りて神名成り 宇摩志阿斯訶備比古遅ウマシアシカビヒコジと号す 次に 天之常立神 現れ給う 訓じてとこは〝登許とこ〟 たちは〝多知たち〟と云う この二柱の神もまた 独りにして隠身せり 上件の五柱の神  別天ことあまつの神なり


次成神名 國之常立神 《訓 常立亦如上》 次豐雲上野神 《此 二柱神 亦 獨神成坐而 隱身也》 次成神名 宇比地邇上神 次妹 須比智邇去神《此二神名以音》 次 角杙神 次妹 活杙神二柱 次 意富斗能地神 次妹 大斗乃辨神《此二神名亦以音》 次 於母陀流神 次妹 阿夜上訶志古泥神《此二神名皆以音》 次 伊邪那岐神 次妹 伊邪那美神 《此二神名亦以音如上》

次に成る神の名 国之常立神 《訓じて常立は亦如上》 次に豊雲上野神 《この二柱の神また 独り神として坐し 身を隠し給ふ》 次に成る神の名 宇比地邇上神ウビジニ 次に妹 須比智邇去神スヒジニ 次に 角杙神ツヌクイ 次に妹活杙神イクグヒの二柱 次に 意富斗能地神オホトノチ 次に妹 大斗乃辨神オオトノベ 次に 於母陀流神オモダル 次に妹 阿夜上訶志古泥神アヤカシコネ 次に 伊邪那岐神イザナギ 次に妹 伊邪那美神イザナミ 《これら全て 音によりて名付く神なり》


上件 自 國之常立神 以下 伊邪那美神 以前 幷稱 神世七代 上二柱 獨神 各云 一代 次雙 十神 各合二神云 一代也

国之常立神より伊邪那美神まで 神世七代かみのよななよなり 最初の二柱は各一代 続く双十神は 二神で一代と数え給う

テーブルデザインピンク2行 これ、いつの時代の言葉ですか? 何言ってるか、分かりにくいです……
このままでは、よくわかりませんよね? 以下は、【原文】の現代訳バージョンになります。
🔱 『古事記ふることぶみ』上巻 (天地初發) 「従五位上」官位 太 安万侶おおの やすまろ (奈良時代)

マロっちゃんこと 太安万侶おおのやすまろ が、今から〝天地初發〟の部分を語りますわ。 『古文書』見比べながら書いたけど、神様の話は分からないこと多すぎで、まとめるの大変やったで。


ほな、宇宙の始まりの話からやな。 はじめにな、宇宙が生まれた言う時に、高天原たかあまはら(神々の住んでる天の世界)にな、三柱の神々が生まれたんや。 一番最初は 天之御中主神アメノミナカヌシ 言うてな、King of GODや。 続いて 高皇産霊神タカミムスビ神皇産霊神カミムスビ って呼ばれる神々も続いてんねん。 これらの神々はな、声だけ聞こえて、姿は見えへん。 それを『古文書』は、隠れてはる書いとった。   ・    ・  次に見た『古文書』は、国を造るときの話やった。 最初はこの国な、水面に浮かぶ油みたいにユラユラ、国の形がなかったんや。 だから、漂うクラゲな。クラゲって常に形が変化するやろ? その国土を神の『神聖な儀式』通して…… 10文字以上の神の呪文、ビシッと唱えてな……

葦の穂あしかび が天に向かって『実を結ぶ』ような、素晴らしい豊作や成功が得られる土地になりなはれ!
各地で神術使いながら、次々と神聖な土地に変えていったんや。 天之常立トコタチ の説明もせんとかなな。 古語の漢字見てみい。ることをす・くをってる〟ってあるやろ? これな、全知全能の神のところに、登ることを許された『天津の神』が、これから国を治めるってことや。 『高天原の意を受けた大王様が、天の神様から国の政治を任された!』って意味なんや。 ここまでの五柱の神々までが、この宇宙を作ってから、この国の基礎を作るまでに活躍した、特別な神々とされてる。   ・    ・  その後、さらに 二柱の神々 が現れてん。 国之常立神クニノトコタチ と 豊雲野神トヨクモノ や。 この国の基礎ができた後は、中央だけでなく、各地方にも理想的な神官、顕現しはって、どんどん国が豊かなっていった。 続いてな、さらに多くの神々も現れたんや。

宇比地邇ウヒジニ とその妹の 須比智邇神スヒジニ 角杙神ツヌクヒ とその 妹の活杙神イクグイ 意富斗能地神オオトノチ とその 妹の大斗乃弁神オオトノベ 母陀流神オモダル とその 妹の阿夜上訶志古泥神アヤカシコネ そして伊邪那岐神イザナギ とその妹の 伊邪那美神イザナミやな。

これらの神々はな、国之常立神クニノトコタチ から 伊邪那美神イザナミ まで含めて〝神世七代かみのよななよ〟と呼ばれてるんやて。 最初の二柱の神々は、それぞれ一代と数えられて、その後の十柱の神々は、二柱ずつを一代として数えるみたいやわ。

【原文のミスの指摘】


【別天神】と【神世七代】の解説は、編者である太安万侶おおのやすまろ にミスがある。 訳そのものは、そう書いてあるので原文に従っているが、彼の解釈は『古文書』の意味を読み違えたか、参照元の『古文書』にそう記述されていたのか……

📝 『古事記』の正しい訳と解説!!

通常、皆さんが目にする『古事記』の訳&解説 と言えば 書いてあることをそのまま訳して、チロッと補足解説することを言いますよね? 当HPはその上を行くのです。

当HPでは、もっと高度なテーマに挑戦していて 『古事記』原文の間違いを見抜きながら、正しい形に修正しにいってます。

実は『古事記』って、 稗田阿礼ひえだのあれ が語った、各地の民間伝承を、太安万侶おおのやすまろ が文字起こししてまとめたもの…… ということになってますが、 内容を分析すると、そんなことはなかった。 中身を見ると明らかに、先代の『古文書』を参考に、内容をより豊かに補足しながら、まとめ上げているのです。
テーブルデザインピンク2行 えっ、そうなんですか!?
先ほどの原文に 天之常立神アメノトコタチ の〝旧字〟の説明が載ってましたよね? それが証拠! 先代の『古文書』を参照しながら書いたからこそ、注釈があるわけで。 ということは……   ・    ・ 

もし 太安万侶おおのやすまろ による『古文書』の解釈が、間違っていたとしたら、彼が記した『古事記』の中身は、その勘違いの形で記録されることになります。

今まで『古事記』の中身は〝絶対に正しいモノ〟という前提で扱われてきたわけですが 「日本最古の書物だから、内容も正確に違いない!」というのは、歴史の重みによる根拠のない思い込みで、実際には、昔の人が書いたものほど、いろいろ間違ってるわけです。 ここを見抜けないと、本当の姿には行き着けないのです。

📝 『古事記』が間違える前の、正解はどんな形だった?

では、どこが間違ってるのか? 『古事記』の原文で、神名がズラズラ並んでいる部分があります。 実はその部分って、中身を見ると、当時の人に降りてきた『神のお告げ』なのです。
神名列記は『神のお告げ』の言葉そのもの
今回の句でいえば『神世七代かみのよななよ』の部分。 原文では、次々と神々が顕現した! 男女1セットで! ともっともらしいことが書かれてますが、これが間違いだと見抜けないと、本当の姿には行き着けません。 では、本当の『神世七代かみのよななよ』の原文と、正しい解釈はどうなるか?
神世七代かみのよななよ
スヒチニ ツヌクヒ イモイククヒ オホトノヂ イモ オホトノベ オモダル イモ アヤカシコネ イサナミ イサナギ

遂地すひち続く日つぬくひ 意も育く日 大人おほとの知 意も 大人おほと述べ 面怠おもだる(疲れた顔)意も 綾 賢 根アヤ かしこ ネ 誘波いさなみ 誘凪いさなぎ

テーブルデザインピンク2行 あれ? 神世七代かみのよななよの神名をつなげたら 意味不明の詩になった!!
そう見えますか? 意味不明の詩に。 でも、これを正しく読み解くと、素晴らしい『神の言葉』が現れるんです! この詩の意味、素晴らしい『神の言葉』はこちらです!   ・    ・    【実は 神世七代かみのよななよ の神名かむなは文章だった】

・ 須比智邇スヒチニ …… 遂地にスヒチニ(やり遂げた状態への) ・ 角杙ツヌクヒ …… 続く日ツヌクヒ(準備期間) ・ 妹活杙イモイクグイ ……意も育く日イモイクグヒ(意を育てる期間) ・ 意富斗能地オホトノヂ ……大人の知オホトノヂ(天の神の知識) ・ 大斗乃弁オホトノベ ……大人伸べオホトノベ(天の神曰く) ・ 於母陀琉オモダル ……面怠オモダル(疲れた顔すらも) ・ 阿夜訶志古泥アヤカシコネ ……綾 賢 根アヤカシコネ(賢さの根を育てる肥料) ・ 伊邪那美イザナミ ……イザ、波に向かう!イザナミ(さあ波に勝負に出て) ・ 伊邪那岐イザナギ ……イザ、凪に向かう!イザナギ(海を突き進もう!)

スヒチニ ツヌクヒ イモ イクグイ…… 謎の暗号の正体は、神様からの『励ましの言葉』でした。 〝妹〟じゃなくて〝意も〟だったのです。

『神のお告げ』は暗号の形で降りてくる

現代の人が、先の原文を見て チンプンカンプン だったように、昔の人も実は、そのままでは、何を言ってるのか分からなかった。 だから『神のお告げ』には解釈が必要だったのです。 ただ、その解釈は間違うこともあったので、誤って解釈されて、違う意味づけがされた時は、結局本当の神意は解明できずに終わってしまった。 では、この言葉は神様から誰に贈られたものでしょう? その贈られた相手は…… 『神武天皇』です!!
【状況】
『神武天皇』が奈良の地で『ヤマト政権』の基礎を築き始めた頃、不安で天に質問したときに、神から励まされた言葉。
陛下が天に向かって『この国の統治方法について、私のやり方は正しいでしょうか?』と質問した時の答えとして、 「正しい! うまくいかない時期も、それは試行錯誤の過程にすぎない。このまま進み続ければ、大海原が待っている!」 という励ましの言葉を受け取っていた。
本来は、そういう形で受け取った『ご神託』だったのですが、太安万侶おおのやすまろ が『古事記』にまとめるとき…… 「妹って言ってるから〝男女ペアの神名〟かな?」 と違う意味づけをしてしまった。

今まで『古事記』の中身は〝正しいモノ〟という前提で扱われてきたわけですが、解けなかった『ご神託』もあるのです。

ということは…… 関係者すら解けてなかった当時の『ご神託』 それを解いた時に『神武天皇』に向けた、意外な『神の励ましの言葉』が出てきた! それこそが、
『神武天皇』が、神の指名を受けて、天意に沿った理想的な政治をしていた
という伝説を裏付ける証拠となるわけです。 神は、本当に存在していたのです!! そして、天皇陛下もまた、古代伝説の通り、神意に沿った政治をしていた。 彼は、伝説の通り、本当に名君だった。 NEXT『古事記』 神様による解説メッセージ








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