🔍 日本神話の謎に挑む『古事記こじき』の訳


『日本神話』の起源の説明は、
遠く海を越えた『古代王朝』の王族たち……

彼らと同じく、神と語らう〝神術政治〟からスタートします。

実は、古代文明の世界の王様たちには不思議な共通点があって
〝大王様自身が神術使い〟だったのです。

( ⇑ 新ウインドウで解説LINKあり)

古代の王は、みなさんの想像以上に〝霊能力〟が高く、何か政治判断が必要なときは、神意を降ろせる神官(あるいは自らの占い)を通して、神様に答えを教わりながら、王政政治をしていました。

そして、古代王朝に共通して言えるのは、古代の王様には、人格者が多かった。 それは、神様が人間界に介入して、当時の人々を正しき道に導いていた 証拠でもあるのです。
テーブルデザインピンク2行 神様って人間界に介入するんですか? ただ、個人のお願いを聞くだけと違うの?
〝神様が人間界に介入していた〟という記録は、いたるところで見られます。 一番有名なお話は、『古代イスラエル』の王のエピソードでしょう。   ・    ・ 

古代イスラエルの王制は〝神聖な政治〟でした。 王は単なる政治的指導者ではなく、神の言葉を受け、神の意志を地上で実行する代理人という使命を帯びていました。 特に、旧約聖書に登場するソロモン王(ソロモンの審判で、子どもの手を二人で引かせ、真の母親を見抜いた人)は、先代のダビデ王からの王位継承時に、神から特別な恵みを受けたと記されています。

ソロモンは神様から「何を望むか?」を尋ねられたときに、富や長寿などではなく、知恵を求めました。 これに感銘を受けた神は、ソロモンに卓越した知恵を与えるとともに、富と栄光も授けると約束したとか……。

古代の王たちは、儀式や祭祀、占いを行いながら神様の意思を降ろしていたので、本当に〝天のお告げ〟を国家運営に反映させていたのです

それを理解しながら『古事記』の訳を読むと、どうなるか? 今まで意味不明だった『古事記』の世界観が、急に色鮮やかな世界に感じられるようになります!   ・    ・  『神話』の中に描かれていた〝本当の世界〟が見えてくるようになると、今まで『人間くさい神様のドタバタ劇』に見えていた、数々のエピソードは、本当にあったことなのだと実感します!!
『古事記』の作中には、真実が混ざっていたのです
想像と全く違う〝驚き〟の『真実』が…… それでは、今まで誰も見抜けていなかった、本当の『古事記』の訳をご覧ください!   ・    ・  NEXT古事記ふるきことぶみ上巻かみつまき 序文 その1








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