
紀元前100年頃、遥かヨーロッパの地では、『ローマ帝国』がドーンと構えていました。
ただ、みんながイメージする『神聖ローマ帝国』ではありませんよ!
それよりはショボい。
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まだ、
神の子キリストが生まれる100年以上も前の話ですから、この時代、ローマはまだショボかった。共和政から帝政へ。植物が大木へ育つ途中だったのです。
でも、かんじんの『木の内部』の方は、対立や戦争が絶えず、まるでドラマのようにドロドロ。
その中で次第に一人の支配者が出てきます。
その名は、ジュリアス・シーザー
(Julius Caesar)
聞いたことある名前でしょ?
カレンダーの〝July〟は〝Julius Caesar〟から来ています。
ついでに、紀元前45年に制定された〝ユリウス暦〟も、やはり〝Julius Caesar〟から来ています。
ただ、そのシーザーサラダさんも、いろいろと恨みを買ってしまって
有名な
「ブルータス、お前もか!」の一言と共に、強制退場。
その後、アウグストゥスが登場。
彼が初代皇帝となり、帝政ローマの幕開けです。
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実はこの頃のローマ、現在のイメージとは違って多神教社会でした。
ギリシャの神々をローマ流にアレンジしたり、征服した地域の神々のことをサラッとローマ神話に取り込んだりしていたのです。
今の一神教の信者たちが聞いたら、ひっくり返るけど、当時はそうだった。
まだ、例のアノ人が生まれる前だったので、ローマ帝政に対する『宗教』の影響力は、まだ低かったのです。
さて、同時代の日本と中国は?

このあと、世界史上で一番有名なあの人が、ベツレヘム
(イスラエルの南)の馬小屋で生まれるわけです。
そしてその誕生の知らせは天使によって、近くの羊飼いたちに伝えられ、東方の賢者(マギ)が星に導かれて、神の子を訪ねてきて、贈り物を捧げたとか……
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ちなみに、西暦とは本来はイエス・キリストが生まれてから何年か? のことを指すのですが、これを提唱したエクシグウスには、どうも数年分の計算違いがあったようで、現在は、イエス・キリストは紀元前4〜6年頃に生まれた可能性が高いとされています。
西暦1〜99年頃の日本&中国