🔍 古語拾遺の完全訳
【序文】 … 奈良の現状を嘆く 【第1部】 … 先祖の古文書の書き写し 【第2部】 … 宮殿建設〜ヤマト政権スタート 【第3部】 … 歴代天皇の治世 【第4部】 … 中臣氏の権力増大に対する警告 【第5部】 … 大国主命と卑弥呼のエピソード 【結び】 … 天皇個人に宛てた結び
又 肇自神代 中臣齋部 供奉神事 無有差降 中間以來 權移一氏 齋宮寮主神司 中臣齋部者 元同七位官 而延暦初 朝原内親王 奉齋之日 殊降齋部 爲八位官 于今未復 《所遺六也》
神代より 中臣・斎部は神事の供奉に差降らず 中間以来 権は一氏に移り 斎宮寮の主神司は 中臣・斎部なり 元々は同七位官なり 然るに延暦の初め 朝原内親王が斎を奉じる日に 特に斎部を八位官に降す 今に至るまで未だ復されず 《これが遺憾の六つ目なり》
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なんか表現が古くありません? 私の頭では、意味がよくわからないです…… |
神代(神武天皇の時代)より、中臣と斎部は神事において奉仕してまいりましたが、その役割に差異はございませんでした。 しかし、時が流れるにつれ、この権限は中臣の氏族に集中するようになりました。 斎部は元々、斎宮寮の七位の官人と同等の地位にありました。 しかし、延暦の初め、朝原内親王が斎部の儀式を執り行った際、斎部は例外的に八位の官に任命されるという出来事がございました。 この変更は、今日に至るまで元の地位に戻されておらず。 これが六つ目の重要な見落としと感じます。
📼 作者の斎部廣成 一人語り風
神代の昔から、中臣と斎部は共に神事に奉仕してまいりました。 両氏族とも、神々への奉仕においては、遜色のない役割を果たしておりました。 しかしながら、時が経つにつれ、中臣による伝統と儀式の軽視が目立ち始めました。 「中臣」の方々は、自分たちのみで神事の職を独占したがる動きが見られ、他の氏族は除外され、神の伝統が絶える危険に瀕しております。
🎓 『古語拾遺』を理解する、分かりやすい解説
『古語拾遺』第4部 大宰の主神司
