📓 『カタカムナ』 全80首の意味−第7句の解説−
『カタカムナ』 第7首は、『日本神話』の神様の名前 が出てきました。 ここから『カタカムナ』は、『日本神話』の神様モード!! 新章がスタートします!!この3柱の神様は、『古事記』の冒頭に出てくる名前。 『カタカムナ』はここから、『日本神話』との関連を見せ始めます。 ・ ・ 世の中の『カタカムナ』 を解説している本やHPを見ると、そのほとんどが 『カタカムナ』 のことを、次のように説明してるわけですが……『日本神話』の神様の名前(造化三神)
・ 天之御中主神(アメノミナカヌシ) ・ 高皇産霊神(タカミ・ムスビ) ・ 神皇産霊神(カムミ・ムスビ)『カタカムナ』 = この宇宙は・現象界と・潜象界から・成ったもの本当の『カタカムナ』はコチラだったのです。 本当の『カタカムナ』は、世の中で言われてるような、『宇宙の真理』や『物理法則』を説いたものではなく…… 『日本神話の神様』が特別に降ろした、古代の秘術!! その証拠が、この句からスタートします。 ・ ・🎓 『カタカムナ』 は日本神話の原形そのもの
『カタカムナ』を訳していると、日本神話の神名が出てきます。 なので『カタカムナ』の研究のためには『古事記』の知識も必要になり、『カタカムナ』だけでなく 『古事記』も分析 したのですが……『日本神話』である『古事記』は、この国のあちこちで古くから語り伝えられてきた『神話伝承』の数々を、稗田阿礼 が語り聞かせ、それを 太安万侶 が聞き書きしてまとめ上げた、歴史的なドキュメント…… とされています。
あれ? なんか微妙な表現…… 本当は違うんですか? |
「日本の神様が好き! 神様のことをもっと理解するために、『古事記』・『日本書紀』、何を見るのが正解ですか?」
- 創世の物語
: 世界や宇宙の始まりを説明する物語。 神々がこの世界を織り成した瞬間の、輝きの様子。
- 神の顕現エピソード
: 神々が、自らの存在を明らかにする物語。 見えざる姿でありながら、神は人を導き、試練を与え、自然現象を通して、メッセージを与える様子。
- 神から降ろされる ご神託
: 神々が、神官や王に下した『ご神託』の原文。 人々に導きを与え、難を逃れるための神の教えが、書き留められたもの。
- 同僚の神のことを語る
: 神が、同僚の神のことを「その神、我より厳しい神なり」などと言及する。 神自身が、他の神々の性格や特徴を説明
- 自然現象や道徳などの教育
: 季節の移ろい、食の確保の知恵、道徳、祭りの起源を紐解く物語。 神への礼節や作法も、神が人へと伝えし教えに含まれる。
- 道徳的・教訓的な物語
: 人生を上手く運ばせる術を示したご神託。 あるいは、人間の行動や選択に対する社会的な規範や倫理を描いた話。
📓 『カタカムナ』 第7句の原文と意味
📓 【原文】マカタマノ アマノミナカヌシ タカミムスヒ カムミムスヒ ミスマルノタマ
勾玉の 天之御中主神 高皇産霊神 神皇産霊神 水丸の球
この句は何を説明してるの? 『造化三神』って、めっちゃ偉い神様では? |
神々の世界☯である「高天原」の中心と そこにお住まいの「神々」たち そのどちらとも 自分の身を結ぶ ことができれば 両方から絶大なるエネルギーを受け ミスマルノタマ(フトマニパワーの球)が得られる。
🎓 『カタカムナ』を通して日本神話の謎を解く!
『カタカムナ』は世の中で言われているような、 『縄文時代の古代文明』でもなければ、『宇宙の真理』や『物理の法則』を説いたものでもありません。 本当の『カタカムナ』は、日本神話の神様によって降ろされた秘法。 ・ ・ 『カタカムナ』 という造語の語源は、先に説明したとおり 『カタカムナ』 = 型・神名 ですが、それではいったい、型とは何なのか? 神名とは??↪ かんながらの道の作法 カタカムナの、『講義』パート。 神様に会い、願い事を叶える方法を、神様自らが説明。秘密の儀式のやり方。
【神名とは?】
↪ 『日本神話の神様』の名前の由来 カタカムナの、『謎解き』パート。 伝説の謎を解いたり、間違って伝わってる情報を訂正し、本来の姿を蘇らせる。 神のパワーを全解放するために、必要な知識。
なんか《格》が落ちてません? この字だと 神様の《偉そう度》が落ちてしまった感じ…… |
🔐『古事記』 のエレガンスな漢字 …… 本当の名 は?
✼ 天之御中主神(アメノミナカヌシ)…… 天の実中主神 ✼ 高皇産霊神(タカミムスビ)…… 高身結び神 ✼ 神皇産霊神(カムミムスビ)…… 神身結び神
〝天の実〟とは、〝天の実体〟のこと。 なので、ニュアンスとしては、神々の世界である「高天原」の中心の神。 元のエレガンスな文字『天之御中主神』の印象に引っ張られると『全宇宙の創造主で中心的な神』に見えてしまうが、本当は「高天原」の中心の神。 【高身結び神】
〝高身〟とは〝高天原〟(高次元)のこと。 ニュアンスとしては、天の実体である高天原と自分の縁を結ぶ。 “縁を結ぶ”については、前回の『カタカムナ第6句後半』で解説した通り、遠い神様に「願いを飛ばす」ではなく、「神様と自分を、縁でつなぐ」 この場合は、縁で結ぶ対象が『高次元』という場所。 【神身結び神】
〝神々と自分自身の縁を結ぶ〟こと。 ニュアンスしては、神様と自分の縁を結んで神様と仲良しになろう。 願い事を叶えたいなら、神様を遠く感じてはいけない。 神様は常に自分のそばにいる。
タカミムスビ・カムミムスビは、本当は『神名』ではなかった。
「赤い糸伝説」のように、神と自分の間を「縁の糸」で結ぼう! という『神のお告げの声』を誤解して記録したモノだった。