📓 『カタカムナ』 全80首の意味−第53句の解説

『カタカムナ』 全80首の意味−第53句の解説 今回の『カタカムナ』第53句を訳して表れたものは、かなりハッキリしています。 それは古代日本の、神の意志を受け取る文化でした。   ・    ・  今回の句の原文はコチラです。   📓 【原文】
 。 『カタカムナ』 第53首 

イキココロ アマナヘサカル モモヒクニ ヘツナギサヒコ ヘツカヒヘラ

文字だけ見ると、意味不明な暗号に見えますが よく見ると、ところどころ意味が通る文字列もありますよね? 『イキココロ』 『ヘツナギサヒコ』 ここが暗号解読のヒントです。 『カタカムナ』って、一般には『縄文時代の古代文明』や『宇宙の叡智』と説明されてることが多いですが 実際に80首を通して見てみると、古事記の『神様』の呼び名だったり『かんながら』という言葉が連発してたり、従来の解釈では説明がつかないところが残る。 また、時代考証を見ても、この句は、奈良平安時代の和歌と同じ【5・7・5・7・7】のリズムに則っています。   📓 【原文】
 。 『カタカムナ』 第53首 

イキココロ アマナヘサカル モモヒクニ ヘツナギサヒコ ヘツカヒヘラ

本当の『カタカムナ』は、いつの時代のもので、何を語っていたのか? それを探るには、漢字に直すことで見えてくるものがあります。   ・    ・   【漢字に直すと?】
  『カタカムナ』 第53首 

息ココロ 天名へ盛あまな さかる 百日国ももひくに 別渚彦へつなぎさひこ 別遣い箆へつかひへら

この言葉使い、表現の特徴。 これは、平安時代の和歌に近い表現の特徴が見られます。 平安の和歌には、比喩や掛詞や、言葉を暗号のようにぼかす謎かけで『読解文化』の教養を競う風習がありました。 今回の句も、謎かけの特徴が見られ、意味を一つに固定せず重ねていく表現は、平安時代の和歌文化と共通する特徴です。   ・    ・ 

📜 『カタカムナ』第53句の解説

 🔎 【この句の意味は?】
  『カタカムナ』 第53首 

『神の名』がたくさん天から降ろされた  日の本の御国… その意味するモノは? 高天原からの渡し船(巫女へのお告げ)が 天と地を行き来して… 天意を 大倭(おおやまと)の人々が しっかり受け取れている

  ・    ・ 

📜 『別渚彦へつなぎさひこ』とは? 高天原からの渡し船の案内人

邪馬台国の卑弥呼に代表されるように、古代日本にはシャーマンがいました。 弥生時代年表 今回の『カタカムナ』の句では、『別渚彦へつなぎさひこ』という言葉で出てきますが、
『渚彦』……漁に出る海の男 『別渚彦』……離島への渡し船の案内人
今回の『カタカムナ』で出てくる『別渚彦へつなぎさひこ』とは、高天原と地上を繋ぐ渡し船の案内人。 神の声と地上をつなぐ通訳のような存在。   ・    ・  古代日本では、神官や巫女を通して神の意志を受け取る文化がありましたよね? 大雨で水害が起きたら『巫女』に天意を質問させ、日照りのときも『巫女』に天意を質問させ、雷が鳴ったら、火山が噴火したら、地震が来たら、作物が病気で全滅したら…… 権力者は、『巫女』を通して神意を聞き、神様とやり取りしていました。 だから、この頃の日本はこのような通訳が受け取った『天意』がそのまま権力者へ伝えられ、『渡し船の案内人』の受け取った『神のお告げ』は、地域集落内で共有された。 これが、昔の日本人が、二言目には『かんながら…』と口癖にしていたくらい、神様が身近にいた理由で、 『神様がいる、いない』といった議論ではなく 誰にとっても、子供の頃から神様とともいる。そういう環境だったわけです。 NEXT『カタカムナ』 全80首の意味−第54句の解説






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