📓 『カタカムナ』 全80首の意味−第45句の解説
カタカムナ第45句 今回の句では、神様に願い事を叶えてもらうことを、 『神の渡し船』に乗ること に例えて解説しています。 『神の渡し船』に乗るためには、条件があるそうです。神様に乗船拒否される人はどんな特徴か? それが、この句では説明されてます。 神様に願い事を叶えてもらう方法…… 神様本人からは、予想外のことが指摘されていて、勉強になりますよ!・ 願いが満杯の乗客は、重すぎるので乗れない ・ 先を急ぎすぎの客も、うるさいので乗れない
『カタカムナ』 全80首の意味−第45句の解説
📓 【原文】『カタカムナ』 第45首【漢字に直すと?】カムナガラ…… オキツカヒベラヘ サカルミチタマ フトマニノ ヘツナギサビコ カタカムナ… トヨウケミ カタヘ ツカヒヘラ アワノマガ ヤソ マガツヒ オホ マガツヒ
『カタカムナ』 第45首 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-🔎 【この句の意味は?】惟 神…… 沖遣い箆へ(船渡し人へ) 盛る満ち霊 太占の 別渚彦 カタカムナ… 豊受け身 片へ 遣い箆 泡の間が 八十 間月日(時間の経過)大間月日
『カタカムナ』 第45首 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-・ ・神が注意してること… 『神ノ島』へ橋渡しする船人へ…… 願いが満杯の人は、「太占」のチケットを持つ乗客ではない 『カタカムナ』は願いを叶える橋渡しをするが 実体のない期間が、長いこともある 八十日、あるいはそれ以上の月日……
神様に願い事を叶えてもらうための注意点!「やそ」とは古語で「八十」という意味。 「まがつひ」は、時間の経過。 なので、到着までは気長に待て! ということですが、 別な句では、「すぐに願いが叶う」と言っていた句もあったような…… どういうことなのでしょう? 神様の気が変わった? 神様に解説をお願いしたところ、今回は大サービス!! この句の解説だけでなく『神の説く人生訓』まで、丁寧に教えてくれました。 ・ ・
・ 願い事満載の人は、船に乗れない(数は絞ろう) ・ 作法を守った人だけ、乗船チケットを手にできる ・ 船旅は、結構かかる。現地到着までは、気長に待て!神様直々の補足解説
願い事を叶える『神の渡し船』の船員へ 願いを満杯に抱えた乗客は、太占のような、正式な作法で神に会いに来る者とは違う。 そのような者は、船に乗せてはならぬ。『神の渡し船』に乗ることができるのは 正式な作法で神に会いに来た者だけだただし…… 『カタカムナ』は、富や願いを受け取れる『神の渡し船』ではあるが、泡の間(浮かんでは消え、まだ実体がない)は、80日以上かかることもあるぞ。 焦りは、泡を壊す! 泡がはじけたら、元の地に引き返すことになる。 神の高天原に無事到着したいなら、気長に待てるだけの期間も考えておくことだ! ・ ・ 人はとにかく、すぐに結果をほしがるものだが、 本来結果というものは、種を蒔いて、芽が出て、すくすく育って、花が咲いて…… 『最後に実がなる』という過程がある。 種を蒔いた瞬間、いきなり花が咲くことなどないのだ。 育てる期間もきちんと必要なのだ。 準備が整った心の者でないと、花を咲かす前に、急がせて枯らしてしまう。成功を急ぎすぎるな。 変化がないように見えても、確実に前には進んでいる。・ ・ 残念なことに、困っている人ほど、この言葉は本人に届かない。 困っている人ほど、願い事が満杯で、すぐに結果をほしがることも分かっている。 余裕がある人なら、願いも少なく、しかも長く待てるのに、困ってる人は待てない。 だから花が咲く前に自分で枯らしてしまう。 だから、詩に諭した。 試しに80日以上、ここを見ながらカタカムナを毎日唱えてみよ! 焦らない心の状態で。🔎 カタカムナのヒントで解いた『古事記』の神名解説
『カタカムナ』 全80首の意味−第46句の解説🔐 今回の句に登場する『神名』 本当の名は?
・奥津甲斐弁羅神(オキツカヒベラ)…… 沖遣い箆 ・辺疎神(ヘザカル)…… へ盛る ・辺津那芸佐毘古神(ヘツナギサビコ)…… 別渚彦 ・辺津甲斐弁羅神(ヘツカヒベラ)…… へ遣い箆 ・八十禍津日神(ヤソマガツヒ)…… 八十間月日