📓 『カタカムナ』 全80首の意味−第42句の解説


『カタカムナ』 全80首の意味−第42句の解説


『カタカムナ』第42句

今回は再び、『日本神話』の謎解きに戻ってきました。

『古事記』では、黄泉の国のグロいホラーの部に突入している、あのあたりです。

みんな、『児童文学』で『古事記』の話を読んだとき、あのあたりで ウヘ〜 って辟易へきえきしたでしょう?

なんだこのトチ狂った世界観は! とても神話とは思えない。
昔の人の描いた物語の描写だとしても、蛮族ばんぞくすぎではないか? と。

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『古事記』の解釈として、長いこと信じられてきた解説では、


『従来の解釈』

イザナミとイザナギが『神生み』で生んだ火の神である火之迦具土神ひのかぐつち。 赤ちゃんの誕生と引き替えに、出産中に母体であるイザナミが死んでしまった。 (デルタ地帯が火で焼かれてしまった) その後は、グロいホラーの部に突入! 怒ったイザナギが十握剣天之尾羽張アメノオハバリのこと)で我が子を成敗してしまい、そのカグツチの血や死体から、数々の神が生まれた。

テーブルデザインピンク2行 うーん…… なんなのでしょう? この描写 何かの比喩表現とかですか?
この描写、何かの比喩表現なのではなく…… 本居宣長もとおりのりながの勘違い! 『古事記』の現代語訳に初めて挑戦した人って、江戸時代の国学者、本居宣長もとおりのりながなのですが、彼が『字に騙された』のです。  火之迦具土神ひのかぐつち と原文にあったものだから、火の神 なのではないか? と思考バイアスがかかり、その方向性で解釈を組み立ててしまった。 実際にはあの場面、何が語られていたのかというと? 『作物の育て方』 の解説。平和です。
テーブルデザインピンク2行 えっ? 事件は起きてなかったんですか? あの話はデマ?
意図して『誤情報』を流したのではなく、頑張って解釈しようとしたけど、正解にたどり着けなかったというのが正しいですが、 『火之迦具土神ひのかぐつち』の屍体から八神が……というホラーな話は、とんでもない誤解もいいところ。 だって、『火之迦具土神ひのかぐつち』の正しい漢字って、日の輝く土ひのかぐつち 平和な字です。 『天之尾羽張あめのおはばり』の正しい漢字も、『雨の夜半よわばり ですから。 実際には『日本神話』にあのようなホラー展開などなかったのです。   ・    ・ 

。 『カタカムナ』 全80首の意味−第42句の解説

『カタカムナ』 全80首の意味−第42句の解説   📓 【原文】
 。 『カタカムナ』 第42首 

カムナガラ…… クラ ヤマツミヌ ミホト ヨニ オク ヤマツミ… カタカムナ ココロ ツラナギ ハヤマツミ タカマカハラ カタカム フトマニ アメノ ヲハバリ イツノ ヲハバリ

 【漢字に直すと?】
  『カタカムナ』 第42首  -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

惟 神かむながら…… 蔵 山摘み 三宝みほと世に 奥 山摘み… 『カタカムナ』 心 連凪つらなぎ 葉山摘み 高天原たかまかはら 『カタカム』 太占ふとまに 雨の夜半よはばり 伊豆の夜半よはばり

 🔎 【この句の意味は?】
  『カタカムナ』 第42首  -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

神がおっしゃるカムナガラには… 蔵が 山積みにクラ ヤマツミヌなるほどの豊作の山ミホト ヨニ 心の奥も山積みオク ヤマツミ それは…? 『カタカムナカタカムナ』 心もまた、さざ波のように重なる 葉山ココロ ツラナギ ハヤマツミ積み 高天原と『カタカムナ』を太占のタカマカハラ カタカム フトマニように結ぶ 雨の夜明け 伊豆の山!アメノ ヲハバリ イツノ ヲハバリ

  ・    ・  原文に沿った訳になっても、まだ何を言ってるのかサッパリ分かりませんよね? 『カタカムナ』は詩の形式ですから、略語が多い。 なので、本来の形を蘇らせるには、原文にはないもう一段の『超訳』が必要になります。神様のね(笑) 例によって、この状態でもよく分からないので、神様本人に解説をお願いしています。 以下が、神様本人による、本来の形を蘇らせる解説になります。

。 神様本人による『原文』を超えた解説

『カタカムナ』 全80首の意味−第42句の解説 神が解説しよう。 これもまた『収穫の山』に例えた、人間力としての豊かさの解説句だ。
蔵が、入り口だけの見せかけでなく、奥まで満杯に詰まっている。 そのような状態になるには、『カタカムナ』こそが一番早いぞ! と
見せかけだけの成功ではなく、内側からの、本物の成功。 『茎』や『つぼみ』ではなく、『根』に効くのが『カタカムナ』 『心 連凪つらなぎ 葉山摘み』 というのは…… 人間力としての豊かさも、岸辺から眺める波が重なるように、年齢とともにどんどん重なっていくのが理想だろう? それには? 高天原と自分の間を『カタカムナ』の道で結ぶ。 太占ふとまにのような厳かな気持ちで、神のプロトコルを実行する。 すると?
雨を見ながら眠った晩、夜が明け明るくなった外を見てみたら、まるで伊豆の山のような巨大な葉山!!
これは、比喩的表現ではあるモノの、神は『カタカムナ』を通して救いを求めてくる者を助ける気満々でいる。 ぜひ『カタカムナ』を通してココロの富、その先にある財産としての富までも受け取ってほしい。 全員ではないがな。【該当者】のみではあるがな。
テーブルデザインピンク2行 私って【該当者】ですか? かわいくなるために、毎日ダイエット頑張ってます!!
ココを見ている者なら、自分が【該当者】かどうかくらい、すぐに分かるだろう。
『有料』の記事にハネられている者、余裕でクリアできている者……
軽い試練だが、【秘匿エリア】を越え、全てを理解し実行したその先に、神からの報酬が受け取れるのではないか? 内容が気になって仕方ないのに、どうしても見れない! という者は、まだ準備ができていないのだ。 そのような者は、『アナタは運がいいですか?』で出直してくることだ。 自分のランクを上げた後に再び同じページを見たなら、今度は反応が変わるだろう。

🔎 カタカムナのヒントで解いた『古事記』の神名かむな解説

 🔐 今回の句に登場する『神名かむな』 本当の名は?


✼ 闇山津見神(クラヤマツミ)…… 蔵山摘みくらやまつみ ✼ 奥山津見神(オクヤマツミ)…… 奥山摘みおくやまつみ ✼ 羽山津見神(ハヤマツミ)…… 葉山摘みはやまつみ

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