🔍 古事記の秘密を解き明かす、神名と伝説の由来
『やまたのおろち伝説』おや、子どもたちだけで、この土地ん言い伝え聞きぃ来たかいな。 えらい関心やわ。 今日も、子供にもわかるよう『古事記』の話を楽しく話せばええんやな。 でも、安心しぃ〜。今回の話はみんなが知ってる『やまたのおろち伝説』やよ。 今まで聞いた話は…… 【あらすじ】・ 宇宙は混沌とした《渦》だった ・ 高天原に神々が生まれた ・ イザナギ&イザナミの神様が伝説の島を作った ・ 黄泉の国のゾンビから逃げて、川で身体洗って ・ わめくスサノオが天界に来て姉弟バトル ・ 天照大神が岩戸の奥に隠れて大騒ぎ〜解決 ・ スサノオ追放こんな話やったね。 ほな、そこ座って、おばあちゃんの話、いい子で聞きな〜。 ・ ・📓 古事記上巻-1 (神世七代)
『古事記』上巻(やまたのおろち伝説) 「従正五位上」官位 太 安万侶 (奈良時代)
今回は、あの有名な、『やまたのおろち伝説』のお話やで。 『一寸法師』・『桃太郞』・『かぐや姫』に並ぶ、日本昔話の一つやね。 素戔嗚尊 様が出雲国 に降り立った時のことやけど、川の上流の方に行ったらな、泣いている老夫婦と若い女性の3人がいたんやて。素戔嗚尊 様は彼らに 「なして泣いとんのや」ってききはった。 老夫婦は、この子は自分たちの娘だと言って、彼らの娘は元々8人もおったけど、毎年八岐大蛇 が現れて1人ずつ食べていって、この櫛名田比賣 が最後の1人なんやて。 そしてもうじきこの子の番だから泣いてるんやと。 この大蛇いうんが、赤い目でな、八つの頭と八つの尾の恐ろしい姿で、その体は蔦や木の葉で覆われ、腹は血で汚れてるとか。 素戔嗚尊 様は、この娘を自分に差し出すように老夫婦に頼んだんや。 彼は自分が天照大神の弟だと名乗ってな、天から降りてきたと説明したんや。 老夫婦は素戔嗚尊 様の提案をスッと受け入れはった。 素戔嗚尊 様は、櫛名田比賣 を美しく装い直した後、八岐大蛇を退治する計画立てたんや。 彼は老夫婦に、八つの門を持つ囲いを作らせてな、それぞれの門に酒を置くよう指示したんや。 八岐大蛇を酔わせて退治するための、賢い策略やな。 その計画通り、八岐大蛇が現れたときな、早速酒を飲み始めたんや。 八つの頭それぞれが酒を飲んでな、大蛇は酔いつぶれて眠り込んでもうた。そこで、素戔嗚尊 様は自分が持っていた十握剣 で、お寝んね大蛇を切ったんやて。 大蛇の尾を切った時、十握剣は壊れてもうたけど、素戔嗚尊 様はその尾の中から「草薙の剣」見つけてな、これは後から姉上様にも報告されたんや。 ・ ・ この退治の後、素戔嗚尊 様は出雲国で宮殿を建てられたとか。 そして素戔嗚尊 様はその後、お父さんの足名椎 を自分の宮の一番偉い人にしたんやて。 それから、助かった櫛名田比賣 と結婚してね、二人の間に子どもが生まれたんやて。 ただ素戔嗚尊 様は、王子様やったから、他にも奥さんができてたみたいやけど、ここは知らんでいい話や。子どもたちにはまだ早いな。 でも、素戔嗚尊 様の子孫がどんどん増えていった中の一人に、あの大國主神 もいるんやて。 のちの出雲の王のあの方なんよ。 どうや? 子供たちが知ってる、『やまたのおろち伝説』とちょっとだけ違ってたやろ?初心者が楽しく読める古事記入門10−昔話 因幡の白兎
