📓 『カタカムナ』 全80首の意味−第18句の解説
今回は『カタカムナ』 第18句 の解説。 『生活の知恵・食べ物確保編』です。 📓 【原文】『カタカムナ』 第18首いっけんすると、どこのアラビア呪文か? みたいな『アブラカタブラ…』状態ですが、実はこの句の意味するところは、こんな感じです。
カムアシキネ アマタマノムカヒ アマアメ オホトノヂ オホトノベ アマクニムカヒ トコタチ
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神の足のような太い根を作ること! 根が大事!! 根とは、本人の精神力を意味する。 不屈不倒の精神、困難に折れない心! 転んでも、すぐに立ち上がる心! その上で「立派に育つ条件」である太陽の光と栄養素(知恵や知識、経験など)をグングン吸収していくことができれば、その子は立派に成長していく。
神様は、この句で何を説明してるの?【漢字に直すと?】『カタカムナ』 第18首 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-表向きは、『育ちがいい作物を作るコツ』を解説していますが、それだけでなく、『個人の成功』の条件も暗示させています。 いったいどうやったら、『同時に二つの意味を持つ句』を書くことができるのでしょう? 人間ワザとは思えない。 まさに〝神の領域〟の句ですが、読む人によって意味が変わり、誰にとっても人生のヒントとなる、そんな『神の句』です。 ・ ・神葦き根 天頭の向かい 天雨 大穂の地 & 大皇述べ 天国向かい 常立
『カタカムナ』 第18句 の解説
📓 【原文】『カタカムナ』 第18首【漢字に直すと?】
カムアシキネ アマタマノムカヒ アマアメ オホトノヂ オホトノベ アマクニムカヒ トコタチ
『カタカムナ』 第18首 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-🔎 【この句の意味は?】神葦き根 天頭の向かひ 天雨 大人の知 大人述べ 天国向かひ 常立
『カタカムナ』 第18首 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-ここでは、育ちがいい作物を作るコツを説明していますが、冒頭のように、個人の成功としての解釈もできる、見る人によって意味が変わる『神の句』です。 ・ ・巨木を支える『神の脚』のような根 そして、太陽の光が降り注ぎ、恵みの雨がじゅうぶんある状態 (根がしっかりして、光と栄養補給もOK!) 全知全能である神は、理想的な世界とは、このような条件であるとこう述べた (オオトノヂ・オオトノベは二柱の神名ではなく、『成功者の知恵はこうですよ!』という意味の、2つで1セットの慣用句) このような条件を守り続けたなら、アナタの育てた作物は、天の国の方向を示し、グングン育つであろう!
🔎 カタカムナのヒントで解いた『古事記』の神名解説
『カタカムナ』 全80首の意味−第19句の解説🔐 今回の句に登場する『神名』の本来の表記
・ 大戸之道神 …… 大人の知(全知全能の神) ・ 大斗乃弁神 …… 大人述べ(大神がこう述べられた) ・ 国之常立神 …… 常に立つ(〝成功〟の意味の慣用句)