📓 『カタカムナ』 全80首の意味−第25句の解説


『カタカムナ』 全80首の意味−第25句の解説


『カタカムナ』第25句の解説では、
少しだけ 『かぐや姫』の伝説 にも触れています。


かぐや姫は、まばゆく光る竹の筒から生まれた美しい女性。 成長が異常に早く、その美しさから、大人になった彼女は、かぐや姫と呼ばれ、多くの求婚者が訪れた。 しかし、それらの求愛を、無理難題を吹っかけながら華麗に断り続け、最後は月に逃げ帰っていく……

この物語で、『かぐや姫』が『月』と関連づけられてるのが分かるわけですが、では、かぐや姫の語源となる神名かむな〝オホケツヒメ〟 とは何か? 今回の記事を見ると、それが分かります。   ・    ・ 

。 『カタカムナ』 全80首の意味−第25句の解説

『カタカムナ』 全80首の意味−第25句の解説  📓 【原文】
  『カタカムナ』 第25首 

オホト マト オホケツヒメ  イワクストリフネ ミツゴナミ ヒノカカヒコ

 【漢字に直すと?】
  『カタカムナ』 第25首  -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

大戸おほと 間戸まと 大月姫おほけつひめ 岩の屑いわくす(岩に付く貝)とり船とりふね 三つ子 波 陽の掲げる彦ひのかかひこ

 🔎 【この句の意味は?】
  『カタカムナ』 第25首  -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

月夜の晩に、屋敷の広い間から満月オホト マト オホケツヒメを眺める 三つ子の島の波が、岩にぶつかりイワクストリフネ ミツゴナミ 岩の汚れ(岩の屑)を削るかのように 身が清められ 真っ暗な夜に光を運ぶ 陽を掲げる月ヒノカガヒコ のありがたいことよ!

今までと趣が違う、とても詩的な句ですね! これはいったい、どのような意図があるのでしょう? ぜひ神様本人からも、補足メッセージを聞いてみたいところです。 気になる、神様本人による解説の中身は……   ・    ・ 

。 この句は何を意味する? 神様本人からの補足解説

解説しよう! 月はキレイだなぁ…… それだけだ。 この句を見たときは、たいそうなものに見えたかもしれないが、この句そのものに特に意味はない。 ただ、他の句の理解に対する補足知識にはなるので、『心のポエム』みたいな句も混ぜた。 前後の句と合わせて読むことで、この句にも意味が出てくるということだ。   ・    ・  『カタカムナ』は詩の形で、神名かむなのココロを解説しているからな。
○○とかけて△△と解く。そのココロは? のニュアンス
『落語』でよく聞く、あの言葉遊びは、元々は平安歌人同士の〝和歌の解釈合戦〟から来ている。 詩人たちも、お互いの和歌に対して、解釈をぶつけ合って楽しんでいたのだが、実際のところは、『知恵比べ』だった。 貴族同士、顔はニコニコ、心は蹴り合いという、『オレの方が格上だぜ!』というマウントの取り合いだったわけだな。
本物の神名かむなも、そのような形で隠されている。 なぞの形で言葉の中に〝本当の何か〟が隠されているのだ

月の姫(オオゲツヒメ)と言えば、思い出すのは 『竹取物語』の〝かぐや姫〟伝説。


かがや〟の姫 だから、かぐや姫。  ↪ 満月のことを指す。

だから、〝本物の神名かむな を理解するには、名前だけでなく、ニュアンスまでも理解できないことには、その解釈の過程で、神への誤解が生まれるということだ。『古事記』のように。 『古事記』のあのような書かれ方は、神にとっては心外である。 「怒っている……」とまではいかないが、おおいに戸惑ってはいる。うっかり〝おおいに〟と強調してしまったが、まあそういうコトだ。 間違った解釈が広がってしまい、さすがに黙っていられなくなったので、『神の作法』とともに、正しい『神名の解説』も同時に行った。 それが『カタカムナ』だ。 その『カタカムナ』もまた、違った解釈が広がってしまって…… だから、現代のシャーマンに書き写しを頼み、『神の作法』とともに、『神名の解説』を解説し直しているというわけだ。   ・    ・  NEXT『カタカムナ』 全80首の意味−第26句の解説




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